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ノマディック美術館



ノマディック美術館


グレゴリー・コルベール氏の「Ashes and Snow」を見にお台場へ行ってきました。

移動式美術館・ノマディック美術館の設計は阪神大震災後、地元教会のために急遽造られた「紙の教会」を手がけたことで有名な坂茂(ばんしげる)氏によるもの。巨大でカラフルなコンテナをいくつも積み重ね、少し異様で壮大な空間を演出していました。

コルベール氏の作品は写真、映画、エキシビジョンの3つで構成され、どれもが美しく神秘的。構想に15年を費やしたという作品群は自然との共存を訴え、人間も自然の一部でしかないということを認識させるものでした。

自然を愛する氏の世界観は写真のプリントに手漉の和紙を使うといった徹底具合からも伺えた気がします。

しかし、なによりも印象深かったのは動物たちの素の美しさです。一見造られたような、または神聖ささえ感じる作品は一切の加工を施さず、ただ動物たちと長い時間一緒にいることで出来上がったのだそうです。

行ったのが閉館間際ですべてを一通り見ることしか出来ませんでしたが、時間があれば何時間でも居たいと思わせる美術館でした。


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