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松明堂ギャラリー



東京、小平市にある 松明堂ギャラリー におじゃましました。
染色や版画など多彩な仕事をこなす美術家、望月通陽さんが
ギャラリーの要望を受けて1年間、毎月、さまざまな素材に挑戦し、
新作を発表するという大胆な試みという触れ込み。

1月は、藍染め。2月は、陶、陶彫。そして3月は舞台衣装。
4月は、鉄。5月は、ガラス絵・・・・・・と12月まで続いていくのだとか。

今月1日からは舞台衣装ということで、これまでにてがけてきたオペラなどの
作品を中心に展示。
マティスの色彩鮮やかな切り絵を連想させる大胆な「カタチの構成」が新鮮でした。


shomeido.jpg    shomeido_2.jpg


同時に、このギャラリーの展示とあわせて所沢にある松明堂音楽ホールでは、
望月さんデザインの衣装で「狂言の会」が開かれ、こちらも拝見してきました。

80人ほどの小さなホールの舞台で初めてみた「狂言」。
お能とか狂言というほとんど縁のなかった日本の伝統芸ですが、
望月さんの斬新でモダンな造形デザインと麻の風合いが
なんとも言えない品格を表現していました。
やはり、美しいものは、美しいのだ、と再確認。

「狂言の会」は終了してしまいましたが、ギャラリーの展示は今月いっぱい。
4月からも違う展示も続くので、毎月おじゃましようと決めています。

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