唐津の陶芸家 中里太亀さんの作品のお取り扱いが始まりました。
中里太亀さんの陶器で食事をいただくようになったのは3年程前です。
食卓に革命が起きたと家族とも話すのですが、
食材はいつもと変わらないのに美味しそうに見え、
美味しく感じるのです。
用途も様々、和洋中いろいろな食材を引き立てます。
それ以来少しずつ太亀さんのうつわが増え続け、毎日の食卓を彩っています。
太亀さんの作品の多くに使用される装飾技法である[粉引]の陶器は、水分を含むことで、
変色(赤みが出てきたり、薄く黒みが出てきたり)していきます。
味わいのある風合いへと陶器の色が劇的に変わっていく様子は、
今では楽しみの1つで、使えば使う程に愛着ある存在になっていくのが魅力です。
茶の湯の世界ではこの変化を「雨漏れ」と言うそうです。
やんわりと優しく模様が浮かび上がっていき、深みのある変化が生まれます。
6月の上旬には唐津の中里太亀さんの工房 隆太窯にお邪魔してきました。
小川が流れる里山の自然に囲まれた素晴らしい工房。
ろくろや窯など見学をさせていただき、
今回取り扱いさせていただく作品もそのときに選ばせてもらうことができました。
太亀さんに直接お話を伺うことができ、本当に有意義な時間でした。
長い間思いを寄せてきたので、この日を迎えられることができて嬉しいです。
本日より、まず始めに、[ 小鉢と片口向附、鉢 ] を掲載しています。
今後 [ お皿 ]、[ 飯碗・お箸置 ]、[ 汲出・湯呑 ]、[ 徳利・ぐい呑 ] の順に
掲載をしていきますので、是非ご覧ください。
唐津での様子は、今後特集ページにて掲載予定です。
こちらはまた改めてお知らせいたします。
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中里太亀さん
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